毎朝、靴箱から掃除する理由

-- どのような仕事をされていますか？
ご利用者のお食事・入浴のお手伝いや、就寝前にパジャマに着替えるのをお手伝いしたりしています。
衛生面は特に配慮していて、例えば排泄物が出たときにはすぐ処理をしたり、できるだけ環境の良い状況をつくっています。僕も初めてネムの木に来たときにビックリしたのですが、施設内にほとんど臭いが無いんです。それは、毎日そういった努力や工夫があるからこそ、実現していることなんですね。

-- 仕事をする上で自分なりに工夫したり、こだわっていることはありますか？
毎朝、靴箱の掃除から始めています。靴箱や玄関はご利用者のご家族や関係者の方、取引先の方、いろんなお客さまが来て一番に目に入る場所でしょう。お客さまに気持よく過ごしていただくためには、まず靴箱からかな、と。自分の働く職場ですから、自信を持って紹介したいという想いもあります。

入居者さまから信頼いただくための努力

-- 毎日の仕事で気をつけていることは？
信頼関係が大事だと思っていますので、ご利用者に信頼していただけるよう努力しています。まずはご利用者のご要望やお話しを一旦受け止める、という関係性を構築して、そこから徐々に信頼していただけるようにコミュニケーションをとっています。
打たれ弱い面もあり（笑）、落ち込むこともあるのですが、スタッフみんな明るいですし、助けられたり助けたりしながら、ご利用者にとっても、スタッフにとっても、よい施設になるよう力を合わせています。

自分の家族にしてあげたいことを考える

-- どんな思いで仕事をしていますか？
理事長もよくおっしゃることなのですが、ご利用者を自分の家族だと思って接するするようにしています。
自分の家族にしてあげたいことを考えることで、一番よいサービスができるのではないでしょうか。自分の家族だと思っていないと、本当の信頼関係は生まれてきませんからね。ネムの木は、自分の家みたいなものです。